ph（ペーハー）のお話。 前のページでは、強いカラー＝アルカリが高い。
優しいカラー＝アルカリが低い。とお伝えしました。
このページでは、私たちの身の回りのPH比較から。＊上表参照
強酸性はPH1. 中性はPH7. 強アルカリ性はPH14.
髪の健康的なPHは5.5
＊健康な髪や肌は弱酸性ですこしだけキュっと引き締まっている状態
酸性は『キュ』と引きしめる収斂（しゅうれん）作用があり
アルカリ性は『ユルッ』とゆるめる膨潤（ぼうじゅん）作用があります。
アルカリの強いパイプ洗浄剤は、髪がゆるんで、ふやけて、最後は溶けてなくなります。
美容室で使われている高アルカリカラーはPH11
髪がとてもゆるみ、ふやかすことができるので、色を明るくすることができます。
＊なりたい髪色に合わせて必要な時もありますが・・・ダメージとトレードオフになりやすい
私たちが使うカラーエステのアルカリはPH8やPH9からスタート。
補修剤や保湿剤、アルカリコントロール剤を使いながら
シャンプーするときにはPH6.5前後の弱酸性になるように調整をしています。
次のページでは、カラーエステに使う補修剤や保湿剤についてお伝えいたします。